こんにちは、厚紙がとどいたのでせっせと梱包しつつ、好きな小説を読んでおりました。まぁファンタジーものなんですけどね。その著者が、前なんかで言っていたんですが、脳が火照るような物語が読みたいと。
脳が火照るってどんなんだよ脳挫傷かよとか思いますが、いやまぁ普通に面白いと集中して読みますよね、漫画も小説も。漫画だと、このあとの展開へハラハラしたり、登場人物の苦しむ様子などでどきどきしたり、様々あります。小説だと字面だけを追うので、自分なりに構築した光景が脳内で補完されるわけです。それの手助けが挿絵とかであったりなんだったりしますが。
まぁ、集中して読み込み、その光景の中をその時の登場人物の目から語られ、その場を共有するわけだ。んでもってその面白さに熱中するということを脳が火照る、とでも表現するのでしょうね。何を今更講釈たれてんだ。しかも自分の解釈に基づく講釈なんぞ誰も必要としてないんだけどもまぁ、一応適当に説明。
で、その脳が火照るという言葉を表現されるような小説、一次でも二次でも三次でもいいんですが、そういった文章や漫画を世に送り出す人たちというのは、本当に羨ましいと思うわけですよ。それがファンタジーの世界であるなら尚更なんですが。
ファンタジーの世界といえば(また話かわる)、私達の住んでる世の中には千差万別の文化があって、宗教があって、習慣があるわけですよね。それを調べて、新しい世界の土台にするっていうのがまぁ、オリジナルの世界を作り出す時の基本になるわけですが。作品名を言っちゃうと、守り人シリーズなんですけどね、上橋先生の。
彼女はいろんな国の文化や習慣をみてきてるわけですよねー。タロイモとかを地面の中で焼くとか、虫からとれるエキスがどうのとか、そういったことにすごく詳しいわけだ。浅田次郎とかも確か、いろんな国ではないけれど、裏世界とか言われるような場所に片足をつっこんでいたからこそ、あそこまで生々しいものが書けるんだ、ってのを聞いた事があります。
物事を一からつくるにはまず、その模倣から始めないといけないって誰かが言ってました。ほんとその通りだとおもいます。完全にコピーするんじゃなくて、その中の、ここ!ここまじでいい!ってとこを借りて、自分なりに肉付けして、味付けもして、食う。(食うんかい)そうするとあら不思議、あたらしい世界のでっきあっがりー。なわけですねー。
なんでこんな事を言い出したかと言うと、特に理由なんてもんはない!ないんだけれど、そうだな、なんだっけか。あーそうそうそう、守り人シリーズを読み終えたんですよ今。文庫本でようやっと最終シリーズが出ましてね、一個前の話とか半分忘れてましたけど、相変わらず脳みそが火照る。
あ、そうだ私が書いてるのも、守り人シリーズに、アホほど沢山食べ物が出てくるんですよ。なにそれ美味そうってのがいっぱい出てくる。こんがり焼いたバムにラをのせて、干し肉ものせて食べる。ほら想像してみそ。バムとかラとかなんじゃいとか思うだろうけど、とりあえず想像してみそ。なんか美味そうやん。
っていう、そんな感じの文章が書きたいまじで。
話がそれたわ。で、守り人シリーズの後半四冊に出てくるヒュウゴってキャラがいるんですけど、めっちゃすっきゃねん。難しい任務をこなして、でも故郷が愛しくて、でも故郷は帝国の支配下におかれてて。つらそうな人が好きなだけなんかなー。はっはっはっはっは。
あ、ここに日記かきに来たのって何のためだったか忘れた!(あひゃ)
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