ちょ、今日の夕方に部屋をでちゃうんですが貴方。どどどうしよう4日にはこっち帰ってこれるといいナァ・・・昨年は家族と年越しできなかったのでせめて一緒に過ごしてやりたいです。まってろひこにゃん。(お前の家族は架空生物か)
一番言おうと思っていたことそれじゃない!!あの、あれです。結局更新できずじまい・・・ご、ごめんなさい・・・!できる限りはやっていきますんで!遊んでばかりですよねほんと。反省します。
というわけで、きっちり今二月のプロットをがつがつうっています。昨日も同じ事書いてたっけな。ジャズというかフュージョン聴きながらやっているのですが、お洒落系かっ!かっこよすぎるわ!あ、思いついた4にスリープウォーカーとかインディゴとかのCDを買わせよう。気になる人は調べてみてね!あとジャズトロニックもいいね!大好きです。
で、勢い予約しちまったパンストのサントラ。待ち遠しくてたまらんわぁぁぁ 家出る時間までに届くかな・・・届くといいな・・・!最終回がまさかだったので腹筋崩壊ですけれど。セカンドシーズンってまじでやるのかなぁ!楽しみすぎて胸がわくわくになってしまいます。皆ワクワクに変えちまえばいいんだ!
まぁそんなわけで睡魔も襲ってこないこの時間にエゴラッピンを聴いております。二年前ほどにはあれほど熱をあげていた。今も聞くとしみこんでますねーやっぱりかっこいい。この曲を聴いていると夏の暑い日ざしを思い出します。今年は窓の網戸に張り付いて鳴かなかったな、蝉。ちょっとさみしいけど、相変わらず蝉爆弾は健在でしたこんちくしょう。そんな日々。
今のうちに言っておこうかな。こんなサイトに来てくださっている皆様、本当にありがとうございます。
がっかりーなパロディしか置いてない弊サイトではございますが、これからもよろしくお願い申し上げます。皆様よいお年を~!
よし、プロットがっつりしあげてきますではでは!
ちょ、さすがに何もないのはひどいかなということで、ちょっと冬ネタのみじかーいブツを続きにのせときます!
吐く息が凍えている。空気の凍る音が聞こえそうだとマルコは思った。冬島に停泊している彼等は今、想定外の寒さに陸の暖かい宿へと避難していた。いつもは主が船を出払ってどうする、とどっしりと船に腰をすえている船の長ですらも陸へとその身体を移動させた。寒さもあったのだろうが、この島にはどうやら特産の地酒があるらしい。それに釣られたのだ、とナース達は渋い顔をさらに渋くさせた。
ほとんど人影もなく、人いきれの少ないこの大きな船で暖を取るには小さな部屋で縮こまっているか、酒を飲みながら雪かきをするしかない。昨晩ずっと休みを知らずにふりしきっていた雪は、見張りの隊員達によって海へと投げ落とされていた。これより冷え込む冬島では島周辺の海が凍りつき、流氷が到着するというが本当だろうか。ふと配下の一人に砕氷船に乗っている女がいることを思い出して、マルコはふ、と口元を歪める。彼女はいつもどんな寒さであってもそのミニスカートをやめない。女ってのは強いもんだなと思ったのだ。
「マルコー?」
メインマストの見張り台にいたマルコは下からの呼び声にひょい、と体をうごかした。それだけでも身体を包むコートの隙間から冷たい空気が入り込んできて、若干顔を顰める。すると下から、お、いたいたと軽い声があがる。
「なんか用かい」
「別にー?」
こんなクソ寒い中で見張りに当たった不幸を見舞ってやろうと思ってだな、と喋りながら声はだんだん近づいてくる。おいおいまさかこのクソ寒い中、見張り台までの縄梯子を登って来る気か、とあわててもう一度下を覗き込むと存外近い所に顔があった。
「おまえこんな冷えるとこで耳宛てもなしによくいるもんだな」
「心頭滅却すれば火もまた涼しだい」
「はいはい」
かぽん、と頭に被せられたそれを訝しげに見遣って、何だこれと視線で問うと、同じような帽子を被っているサッチは顔を奇妙に歪めて笑った。寒さで顔面が悴んでいるのだろう。それよりも気になったことがある。
「お前、あの雪ん中宿から歩いて来たのかよい」
「親父もいねぇ船に残ってる隊員やら隊長を見舞ってなにが悪い」
おまえ、普段ならそんな優しさなんぞ槍が降っても見せないだろうに、とは言わずに置いた。側に寄ってきたぬくもりが今は正直嬉しい。互いにもこもこに着込んでいるから、体温などわかるはずもなかったが、気配があるだけでありがたい。
「ってわけで、風流もくそもないけど」
そういってポケットから取り出した形態型の水筒を振ってみせるサッチに、おまえ、それどっからくすねて来たんだと睨みつけると彼は笑う。だーいじょうぶだって、俺のとっておきだし。マルコの記憶の中にはサッチの部屋に酒瓶があるはずがないという事実しかない。あれだけ足の踏み場もない部屋だ、埃を被ってい転がっていたのを見つけただけだろう。
「なぁにが、とっておきなんだか」
「はは、まぁ飲めよ」
暖まるぜ?そういって笑ったサッチは手袋をはずして、うわ冷てっ、と言いながら水筒のキャップを捻り、一口口に含む。そしてマルコに水筒を差し出した。折角くれるというのだからありがたく頂戴しておこう。マルコはその水筒に手を伸ばした。
その瞬間にサッチのもう一方の腕がマルコを抱き寄せて、冷え切った唇に己のそれを当てた。悴んだ口を生暖かい舌がノックし、咥内に若干生ぬるくなった酒が充満する。一瞬の事で息ができず、しかし折角の酒を吐き出すのももったいない。咳き込もうとする内蔵をむりやり押さえ込んでマルコは酒を飲み下した。
「ゲホッカハッ…てめぇ!!」
「ごっちそうさーん」
それやるから、また夜な、とサッチは見張り台を来た時より遥かに素早く降りていく。手元の酒瓶だけが残った。見張り台の中でずるずると座り込んでマルコは口元を手で覆う。あんにゃろう、明日見張りを交代したら殴ってやる。
火照る頬を冷やすのに、この冷たい空気はちょうどよかった。
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